Story of WDB Group

WDBグループの歩み

第9章 -2021年~2022年- 
選ばれ続ける会社であるために

社員にとっての満足も追求したい

WDBグループは、お客様や派遣スタッフの限りない満足を目指して事業を行っている。そして、それを実行する社員に対しても、良き会社であることを目指している。
「仕事において、精神的・経済的にも充実感を持ってほしい」という中野の想いから、2021年3月に就業時間が8時間から7.5時間に、翌2022年3月には7時間にまで短縮された。
また、2023年3月期から2025年3月期までの3年間で、社員の給与を20%引き上げた。 給与改定には、今後も引き続き取り組んでいく。
派遣スタッフやお客様だけでなく、社員からも選ばれ続けるために、WDBは前を向いて働ける環境を作り続ける。

変わらない業界に風穴を

2021年4月、人材サービス業界の常識を変えるプラットフォームが、2年間にわたる再構築を経て生まれ変わった。24時間オンラインで人の手を介すことなく、派遣サービスの発注から労務管理まで完了できるサービス「doconico(ドコニコ)」だ。
「派遣をもっと簡単・便利に」
この言葉を胸に、今もなおユーザーの立場に立ち、検証と改善を続けている。もちろん、これで終わりではない。今後も価値あるプラットフォームを生み出すことで、世の中をより良くしていかなければならない。
そしてこの想いは、既存の事業領域にとどまらない。世の中には、不便・不合理が当然とばかりに、まかり通っているサービスが無数にある。
WDBグループの事業領域ではないから取り組まない、そんな考えはありえない。「旧態依然とした業界、その全てに風穴を開ける」それが、WDBグループが目指すビジネスの形である。

オンラインの時代、進化を続けるサービス

新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、世界を大きく変えた。中でもとりわけ大きな変化は、社会全体のオンライン化が進んだことだろう。
在宅勤務が定着し、商談もビデオ通話がスタンダードとなった。この変化は、プラットフォームを通じたサービスのオンライン化を進めていた当社にとって追い風となった。オンラインで面談や提案ができるなら、地域に縛られる必要もない。
移動時間を削減してさらなる生産性の向上を図り、各拠点の業務を一カ所に集約できれば、より迅速にお客様や派遣スタッフの要望に応えることができる。その構想は、現在のサポートデスクに、そして全国規模の業務集約と効率化にもつながっていく。